クロスギルドの影響がすごい。賞金目当てに中将クラスまで狩られてしまう世界。海軍の統治が意味なくなってきている。何ということ。
そんな中バギーは宣言します。ワンピースを撮りに行く、と。この辺を言い切れるところが、例え実力を伴わないにしても、あれだけの海賊たちに慕われて引っ張って行ける理由なのだろうなと。最高にカッコいいと思うのです。
一方でミホークやクロコダイルは夢を語れない。大人で、ものごとの筋道は立てなきゃいけないと思っているから。自分の位置を自覚しちゃっているから。そこがクールでかっこいいのですが。
クロコダイルはワンピースの夢は持っているかもだけど、周到な準備をしなきゃっていうのが先にきちゃう。ミホークは実力がありすぎて逆にしたいことが明らかにならない感じ。強い剣士と戦いたい、くらいにふわっとしてる。世界一の剣豪になりたいゾロとはここが違って見える。
そんな大人二人を従える、あるいは二人に支えてもらっている子どものバギー。なんかとてもバランス良い幹部に見えてくるのです。きっとなんだかんだで、ミホークとクロコダイルはワンピースを獲りに行くバギーに付き合ってくれるんじゃないかしら。だってシャンクスや黒ひげと互角以上の力あるし。
最悪の世代は麦わらの一味を残して脱落の模様。誰かの復活劇は期待するけど。赤髪、黒ひげ、道化、麦わらの新四皇に絞られてきた感じです。
バギーは凄い奴です。
