素晴らしい世界

世の中で良いと思ったことを

あおざくら 防衛大学校物語 26巻

この作品と出会えたのは今年だったでしょうか。なんかミリタリーっぽいものが読みたいなと思って探していたような。

防衛大学校に入学した近藤学生が理不尽に立ち向かう物語。確かに世の中は、思い通りにならないことの方が多くて、それを何とかするというのは自衛隊でもそうじゃないところでも同じなのだなあと思うのです。ただきっと、国防では、想像もできないような理不尽が限りなくあるのだろうと。

1年次の防大祭はとても好きなところでして。今ちょうど2年生になって、後輩もできて、ケガはしているけど、成長と活躍が眩しすぎるのです。フォローしてフォローされて、一つ一つ進める姿勢はいろいろなことの励みになります。次巻は棒倒しも描かれるでしょうか。1年次の棒倒しは最高の展開でした。それを見て入学した後輩の活躍。やば。熱すぎる。

アニメ化してほしいなー。自衛隊防大全面協力とかで。でも作者の取材がすごいのだろうなと想像します。リアルに描くにはそれだけの情報が必要なのだろうと。それを得るために、特に経験された方からの声を聴くために、尽力されたと勝手に思うのです。

坂木先輩がカッコ良すぎ。道標ぶりがすごいです。最高です。そしてリヴァイ兵長と被るのです。