アシトのトップチームでの戦い。司馬選手の導き。考える葦であるということ。
「アオアシ」というタイトルが回収された感じもする展開でした。考え続けることは大切なのだなあ、と強く思うのですが。
前巻にもありましたが、海外移籍を選択せずに日本サッカーを育ててくれた存在。遠藤選手や中村憲剛選手、そして司馬選手。リスペクトしかないのです。この20年で日本サッカーは本当に進んで、こういうマンガも生まれるようになった。サッカーを言語化するマンガが生まれた。すごい。
なんとなくで見てたサッカーがさらに面白くなったのです。トライアングル、絞ること、ハーフレーンの重要性、L字型の守備、とか。11人、当たり前だけど別人格なのだから、連動して動くって本当に凄いことと思うのです。簡単に言うけど。
巻末の中村憲剛選手の対談も素晴らしいです。フロンターレは強いわけです。何年か前に日立台でウイイレみたいなゴールを決められたし、フロンターレは本当に強いイメージがあります。なんか全員足元超上手いのです。Jリーガーはみんな尋常じゃないのですが、その中でも特に。
アシトのJリーグデビューは近いのでしょうか。バルサユースとの試合はどう描かれるのでしょうか。バルサの育成とは。
ワールカップも近いですが。日本サッカーを強くする近道は!Jリーグを強くすること。そのためにはクラブを応援することと思うのです。日本代表は大事ですが。自国リーグの強さ=代表チームの強さ、なのです。間違いなく。
シーズンは終わりましたが。来年もJリーグが発展することを祈り。