素晴らしい世界

世の中で良いと思ったことを

僕のヒーローアカデミア 371話

障子くんの過去。ヒーローテンタコルとしての決意。周囲と、親とでさえ違う姿をしていたことによる迫害と、その姿だからこそ助けられた命と。こういう差別的なものは地域差大きいのでしょう、この世界でも。

それをA組のみんなと話せるのは良い場面だと本当に思います。エモい。受け入れてくれて、これから楽しい思い出をたくさん作ろうと言ってくれるところも。泣く。あの腕は温かいのですね。強くて、優しいのでしょう。

そしてもう一人の心優しいヒーローアニマ口田くんの怒り。彼は差別の少ないエリア出身のようですが、それでも障子くんに対して思うところは大きかったのだろうと思うのです。嗤うな、と叫びます。仲間の覚悟や大切な思いを嘲笑された時、男は闘いを避けてはならないのです。ウソップ。

スピナーに「やり方の違い」を問うテンタコル。この辺りはきっと当事者でないと言えないことだし、何より届かないと思うのです。でも当事者から言われることが、反発を招いてしまうこともあるわけで。難しいです。

騎馬戦のエピソードを持ってくるのが良すぎる。まだ平穏が残っていた頃。平穏を取り戻すために。彼らは戦ってくれるのです。

敵幹部の一角であるスピナーを雄英生だけで破ることがあるだろうか。それはそれで熱いのですが。スピナーもAFOから個性を譲渡されて複数持ちのようですし、元々は一定数支持を集めるような主張ができるマインドの持ち主だから、このまま倒されるとも思えないのです。

テンタコルとアニマの無事を祈って。