素晴らしい世界

世の中で良いと思ったことを

逃げ上手の若君 93話

時行は言い放ちます。

足利は二度裏切る、と。そしてそんな奴の下に着くなんて絶対嫌だと。

室町幕府があまり強固に思えないのはこの辺りも理由なのでしょうか。確かに守護大名の勢力争いを象徴とした応仁の乱後、戦国の世に入ってゆくのですが。この時点で予見した人がいたのかもしれないです。技術や商業、文化の発展で一強から群雄割拠になって、またそれを統べる覇者が現れて。その繰り返しなのでしょう、きっと。

それでも。今回の時行のように、嫌なものは嫌、という姿勢は輝いて見えて、多くの人を動かして、歴史に名を残す。

そんな歴史の一部なのだなー、と思いながら。